前回、1000m×5本のインターバルがよく走れたという内容を書かせてもらいました。今回は“なぜ走れたか”を書きたいと思います。
結論から言うと走れた要因は3つあります。1.ウォーミングアップ効果、2.足首の使い方向上、3.上半身と下半身の動きが連動していた、以上の3点です。
3点を詳細に説明したいと思います。
1.ウォーミングアップ効果
先日の練習では通常のウォーミングアップ後にジイジの動画撮影をしました。この時、1000mを1本(3分35秒)走りました。程よいペース、程よい心肺への刺激により、体が良い状態になりました。
いつもは1本目から苦しくなることもありましたが、終始ペースに余裕を持つことができました。今更ながらウォーミングアップってスゲー効果があるんだと実感。
逆に言えば普段のウォーミングアップは足りていなかったということになります。普段の練習ではできないかもしれませんが、試合の時はジョグだけではなく流しや余裕を持った短めのペースランニングは入れておいて間違いはないかと思います。
2.足首の使い方向上
足首に関してはフォアフット走法を取り入れた産物といえます。インターバルでは試合用のミッドフット走法で走りましたがこれが大当たり。今、最も旬な走り方です^_^
さて、フォアフット走法の産物とは具体的には足首(アキレス腱)のバネの使い方の習得です。今までクッションの役割しかしていなかった足首がフォアフットを取り入れる事で地面からの反力をもらえる(もらえる気がする)ようになりました。
このバネ効果は実際にはあるかどうかはわかりませんが上手に使えている感覚があるため、おそらく効果有り!走りの補助的な役割ですが30年近く走ってきて革命的な変化ですね(タイム向上は革命的では無い^^;)。
3.上半身と下半身の動きが連動
パパランは悩みという程ではありませんが走ると首や背中にに張りが出ます。体の歪みだったり走りのバランスだったりします。最近、上半身と下半身の連動がうまくいっておらず苦しい走りが続いていました。
今日は、走る際に少し腕振りをいつもより後ろに引き寄せることを意識しました。これがたまたま今日の体調に合った走りになりました。結果、上半身と下半身が満遍なく疲労してタイムの維持ができました。しかし次回以降は参考にしかならないと思います。
以上の3点がインターバルの質が高まった要因です。
体は人それぞれ違い同じことをすれば速く走れるというものではありません。
日々、体と対話して体調管理センサーを研ぎ澄ますことがパフォーマンスの安定や向上に役立つと考えています!