今まで自分の走り方を客観的に見る機会がありませんでしたが、フォアフット走法を始めてからフォームをチェックするようになりました。
まず見るのは接地の仕方です。しっかり足の前足部→踵の順で着地しているかを見ます。次に全体の着地した時の体の位置を見ます。しっかり体の真下で着地できているか、体重移動がスムーズのできているかを確認します。最後に全体的なフォームをチェックします。ここは直感的にきれいなフォームかそうでないかで見ています。
フォアフットに適したフォーム
フォアフット走法を数週間続けたことで意識しなくても前足部→踵の流れで着地できるようになりました。さて、着地はできるようになったとして、次にフォアフット走法に適したフォームを考えるようになりました。最初は腰を落としぎみにして前に飛んでみたり、ピッチ数を上げてストライドを短くしたり試行錯誤の繰り返しました。アルティメットフォアフット走法やネット情報なども参考にしながら取り組んでいましたが今一しっくりきません。
先週のUPした動画でも体の真下に足を着くことばかり意識してしまい上半身が反るようなフォームになっていました。
んー、これならヒールストライクで走った時のフォームの方が理にかなっている気がしますね・・・
フォームを固めないとスピードは出せない
今週トラックでスピード練習をした際にフォアフット走法とヒールストライク走法の両方を試してみました。ヒールストライク走法はピッチ数を上げなければスピードが上がらないのに対して、フォアフット走法はピッチそのままでもスピードを上げることができます。
なぜ???
答えはフォアフットで走るときはストライドが上がっている=足首のバネを効かせられているということです。ではストライドを伸ばす走り方はどうすればよいのでしょうか?
自然なジャンピング
たどり着いた結論は「ピッチを欲張らず自然に飛んでみる」事でした。今までピッチを上げることに使っていた労力をジャンプに使います。→決して強く蹴るということではありません。強く蹴るとふくらはぎを使ってしまうためあくまで自然なジャンプです。
ピッチを上げること(ヒールストライク)vsジャンプをすること(フォアフット)
この対決の勝者が自分に向いている走り方の答えではないでしょうか。
フォーム改善
改善前と改善後の動画を撮ってみました。
改善後は骨盤が立ち背筋が伸びています。自然にジャンプするとフォームも綺麗になります。
あのコーチが教えてくれたフォーム(笑)
自然なジャンプを心がけると背筋が伸びて体幹を使えている感じがします。また足が地面に着いていない時間が伸びたおかげで真下に着地することができるようになりました。もちろん体重移動もスムーズになりますよね!
このフォームってどっかで習ったような・・・
そうです。ヴェイパーフライを履いた時のフォームに近いんです。
ヴェイパーフライネクスト%を履いた時に「フォームを矯正させられる感じがする」とよく聞きます。靴に走りを合わせるとも言い換えることができます。いろいろ試すうちにヴェイパーコーチが教えてくれるフォームにたどりつきました。
後はマスターするだけ
理想の形を先に語ってしまいましたがパパランの中ではまだ【ピッチを上げること(ヒールストライク)vsジャンプをすること(フォアフット)】の勝負がついていません。この勝負で後者が勝ってこそ理想のフォアフットができたと言えます。微調整は出てくると思いますが道筋はできたので突き進んでいきたいと思います!
Where there is a will, there is a way.(意志あるところに道はある)