前回の予想記事からはかなり時間が空いてしましましたがタクミセン8の使用感について書いていきたいと思います。
期待したほど軽くない
シューズの重量は実測値で188g(27.0cm)と公式アナウンスとの差は3gでした。実物を持った感じは「そこまで軽くない」という印象でした。
シューズの造りも思ったよりしっかりしていて、それなりに耐久性がある感じでした。
軽さを期待していたパパランとしては、耐久性を落としてでもより軽量化してもらいたかったですね。
扱いやすい
ソールの厚さはあるもののドロップ差がないため、クセのない接地感でした。ナイキのズームXで感じるようなフワフワ感もないため、地面を蹴ってる感もまずまずありました。
反発
反発はグラスファイバー製のエナジーロッドということで、良く言えばナチュラルな反発、悪く言えば物足りない印象です。ナイキの厚底シューズは履いた瞬間に速く走れる予感がするのに対して、タクミセンは反発あるかな?くらいの感じで走れる予感がナイキに比べると劣ります。
ピッチ?ストライド?
タイプとしてはストライド走法向けのシューズです。タクミセンという名前から足の繊細なコントロールや走法の切り替えなど得意そうに見えますが意外と直線番長というイメージでした。トラックでも、もっさりしてしまいあまり得意ではない印象です。ストライドを伸ばすことで出力を上げていくシューズですね。
適正距離
個人的な印象は5km~マラソンです。5km以下の距離だと足の回転や足先のコントロールができた方が良いと感じました。アディゼロアディオスプロの重さが苦手な方にとってタクミセンは良い選択肢になるのではないでしょうか。
そしてマラソンでもかなり力を発揮するのではないかと思っています。数年前までは薄底でマラソンを走っていたことを考えればタクミセン8は十分に厚底です。走れないわけないですよね(^^)
期待
今後のタクミセンに期待することは、キャラの確立ですね。フルスペックの厚底高反発シューズはアディオスプロの任せるとして狙ってもらいたいポジションは2つ。
1つは超軽量の中反発モデル。イメージはアディゼロアバンチTYO並みの160gくらいでグラスファイバー製のエナジーロッドで高回転に対応できるモデルにしてもらいたいです。
もう1つは同規格の高反発モデル。カーボーンファイバー製のエナジーロッドで反発を強くしたモデルがあると面白いですね。
タクミ“セン”とタクミ“レン”としてシリーズ化どうでしょうか?^ ^