メタレーサーの実戦投入ということで、3000m+1000mのガチ練で試してきました!ガチメンバーが集まり、コロナ禍をの鬱憤を晴らす走りを期待したいと思います!
ライバルは同期のテッパン、1つ先輩のモリキュウさん、そして招待された2選手です。
メタレーサーの足慣らしは軽いトレッドミルランと前日のジョグのみ。スピード練習なしでタイムトライアルに臨むことになりました。
目標タイム
目標は4月に出した8分58秒。このタイムはヴェイパーフライN%で出したもので、シューズの比較としても絶好の機会となりました。
ちなみにアディゼロ takumi senのベストは9分6秒。悪くてもこのくらいではゴールしたいと考えていました。
スタート
先頭は招待選手。何とヴェイパーフライとスパイクのマトゥンバのハイブリッドスパイクを着用!
勝てるわけないじゃん(°▽°)と弱気になったのはパパランだけではないはず。い、いけるよメタちゃん!
先頭は1周目70秒。そこまで速くはないのですが結構キツい感じ。スピードはそこまで出せない感じですね。ヴェイパーのような前への推進力はあまり感じることができません。もしかしたら長い距離の方が適正があるかも知れません。
1000mは2分59秒。そこから75秒台までラップが落ちていきます。ミッドフットで小気味よく地面反力をもらう走り方は、このシューズのベストな走り方ではなさそうです。
転がるように進む
アシックスのライド系シューズは転がるように進んでいくと表現されます。足の裏をポイントで押していくよりローリング(転がす)するイメージの方がシューズのポテンシャルを引き出せる気がします。
パパランが取り組んでいるフォアフット走法(試合ではミッドフット走法)とは逆の発想なので走り方を研究する必要がありそうです。
1000m〜2000m
ペースは75〜76秒あたり。全くペースが上がりません( ̄∇ ̄)後で動画を見るとピッチも落ちて全く躍動感がなくなっています。
1500mあたりで後ろに付いていたモリキュウさん、テッパンと招待された選手に抜かれます。ここは我慢して付いていきたいところですが反応できません(T . T)
シューズの重さはネックになるのでは?と前回の感想で書きましたがさほど重いと感じる事はありませんでした。ここは良かった点ですね。
通気性、フィット感も問題なし。前にある通気孔が効いていますね!
さすがの履き心地。これぞアシックス!履き手の心をくすぐりますね!
2000m〜3000m
1500m付近で後退してからは我慢に次ぐ我慢。ペースダウンを最低限に食い止め前が落ちてくるのを拾っていきたい。
既に好タイムは期待できませんでしたが、子どもたちの前で諦めるわけにはいきません。最後まで粘り強く前を追います。
疲労感はシューズのミッドソールに助けてもらいたいところです。
メタレーサーのクッション性はナチュラル。柔らかさで言うと
ヴェイパーフライ(ズームX)>アディゼロ(ブースト)>メタレーサー(フライトフォーム )>アディダス(ライトストライク)
てなところでしょうか。柔らかすぎず、硬すぎず安定感がありとても扱いやすいミッドソールとなっています。反発はズームXやブースト比べると弱い気がします。
フィニッシュ
ゴールタイムは9分19秒。思ったよりタレてしまいました。一つ言えるのは自分がダメダメだったこと。このタイムが決してメタレーサーの実力ではないはず(そう信じたい)。
上位結果はヴェイパースパイクの招待選手、2番手はモリキュウさん9分9秒、3番手はテッパン9分11秒、4番手は招待選手9分17秒。パパラン5番手で9分19秒(°▽°)
もう少し履いて、色々な角度から評価したいと思います。
まとめ
・スピードは出しにくい
・重さは思ったほど気にならない
・足をローリングさせた方がパフォーマンスを発揮できる【要検証】
・クッション性はナチュラルで誰でもすんなり履ける硬さ
・履き心地、通気性はGOOD
・フォームは矯正されない
・ランニングエコノミーはヴェイパー程向上しない【要検証】
今回の検証では良かった点、悪かった点、再検証が必要な点が洗い出すことができました。
自身のフォアフットとの相性に留意しながらメタレーサーのパフォーマンスを引き出していきたいと思います。
【6月23日追記】
3000m+1000mから中1日で1000m×5本のインターバルをやりました。同期のテッパンに練習パートナーになってもらい、メタレーサーを再検証する事に。
前回の3000mではミッドフットで撃沈したので、着地を少し後ろ気味にしてみました。ヒールストライクと言ってもいいと思います。
この走り方にしたところ、なかなかいい感じです(^^)
ここで仮定であくまで個人的な意見ですがメタレーサーはヒールストライク向きのシューズではないでしょうか?
人によって感じ方は違うかも知れませんがヴェイパーフライやアディゼロ takumi senとは明らかに違う接地感でした。まだまだ検証は足りないかも知れませんが購入の参考にしていただければと思います。
この練習の模様も動画にしたいと思います。